農業界においても、働き方改革に取り組もうという動きはあります。ただ、私が考えるに、農業界における働き方改革には大きく2つの側面があると思います。

 働き方改革の目指すところは労働力人口の減少や育児や介護との両立など労働者の多様なニーズに合わせた働き方が提案できる社会を実現することで、個人が将来に展望がもてる社会を実現すること、とされています。これは明らかに雇用する側が取り組むことで、「雇用」そのものが業界として定着していない農業にあってはまだ先の段階だといえます。もちろん、しっかりと雇用を実践されている農業経営者にあっては、政府のいう「働き方改革」に取り組むべきとは思います。

 農業における働き方改革は、毎日の農作業を効率化する仕組みを導入すること、つまり、個人農家においては自身の働き方の効率化を追求することが働き方改革なのだと思う。

 そのために、GAPは個人農家の働き方改革にも通じるものとなる。生産効率を考えるということは、コスト意識を定着させるということ、つまり、原価に目を向けるということになるのだ。農業の働き方改革とは、単純に働き方を変えるだけではなく、「農業」を事業としてとらえる考えを植えつけるものです。

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