農業界では話題のGAP。その必要性は、徐々に理解されているものと思います。ですが、経営者が単に「これからの農業に必要である」という想いだけで、成功するものではありません。(ここでいう「成功」」とは、単に認証を得るということではなく、GAP的生産工程管理手法が定着し、機能し、その効果が実感できる、ということです。)

つまり、経営者とそこで働く労働者がGAPに取り組んでよかったと思えないと成功とはいえないのです。

経営者は、これからの農業にはGAPが必要として認識されているでしょう。ですが労働者はGAPについてどのように考えているでしょうか。農業に必要=会社に必要とは考えるかもわかりません。ですが、労働者にとってみれば、帳票類の整備と整理、農作業後の記帳作業、自由から不自由に替わったと考える方もおられるはずです。

 

ですので、GAPを導入することで、そこで働く労働者にどのようなメリットがあるかを示すことが非常に大きなポイントとなります。それは、単純にGAPに取り組むことが、労働者の目的も達せられることにつながるということです。

働く目的・・・賃金と働き甲斐。

つまり、職務体系の整備と賃金設計も同時に進めないといけないということです。これをしないと、GAPによって作業が増えることに対して、不満を抱くばかりという可能性もあります。今は、

 

人材育成の仕組みと共にGAPに取り組む・・ということが大事です。